家族の起源 ― 「ために」から「共に」へ

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家族の起源: 父性の登場 山極 寿一 (著)

家族のハッピーの伴走をさせていただくものとして、
以前に読んだ一冊の本があります。 動物の世界では、もともと“自由に子どもを産む”という形が基本でした。
簡単に言えば、多夫多妻というのだろうか(笑) 誰の子かということよりも、
いのちをつなぐことそのものが自然の流れだったのです。 けれど、やがて人類の進化の中で「つがい」という関係が生まれました。
それは、オスがメスを独占したいという欲望からではなく、
お互いを信頼し合い、共に生かし合うための関係として発達していったそうです。 “つがい”になることで、心が通い、安心が生まれ、
そこから「父性」や「家族」というつながりが芽生えていきました。 そう考えると、夫婦や家族という関係は、
「奥さんのため」「旦那さんのため」「子どものため」といった
“ために”の関係ではなく、 お互いのいのちを信じ合い、共に生かし合う関係であることが
本質なのだと感じます。 「ために」ではなく、「共に」。 結婚とは、
ふたりの幸せの“ために”始まるものではなく、
ふたりが“共にひらいていく未来”の始まりなのかもしれません。 だとしたら──
あなたは、どんな結婚式をしたいですか?