結婚式の打ち合わせで、
「結婚式は誰のためですか?」
と聞くと、
いろんな答えが返ってきます。
「新婦のため。」
「親のため。」
「ゲストのため。」
「自分たちのため。」
どれも間違いではありません。
でも、実際にプロデュースをしていて感じることがあります。
新郎さんは、
「新婦のため。」
と考えている方が、とても多いんです。
だから、
「ドレスどうする?」
「料理は?」
「BGMは?」
と聞かれても、
「なんでもいいよ。」
と言ってしまう。
実はそれは、
興味がないからではありません。
「君が主役なんだから、好きなように決めていいよ。」
そんな優しさだったりもします。
でも、
新婦さんからすると、
「私たちの結婚式なのに、なんで『なんでもいい』なの?」
となる。
だからケンカになってしまう。
つまり、
どちらが悪いわけでもない。
最初から、
向いている方向が少し違っているんです。
だから私は、
「誰のため?」
という問いそのものを、
一度手放してみてもいいのではないかと思っています。
結婚式は、
誰かのために完成させるものではなく、
「私」と「あなた」が、
「私たち」という新しい人生を歩み始めるスタートの日。
だから、
ゴールではなく、
始まり。
もしそう考えられたら、
結婚式は、
もっと自由になれるのかもしれません。
そして、
その始まりを一緒につくる時間こそが、
これからの夫婦・家族の道につながっていく。
私は、そんな結婚式が増えたらいいなと思っています。
