新郎は和菓子屋の跡取り。新婦は洋菓子のパティシエというスイートなお二人。
はじめは司会でご依頼をいただきましたが、司会だけでなくコンセプトのディレクションや会場選び、ムービー制作などトータルでサポートさせていただきました。

 

まずはヒアリング

披露宴の司会でご依頼いただいたAさん。どのようなご要望をお持ちなのか、対面の打ち合わせでまずはじっくりとヒアリングさせていただきました。楽しく雑談していただくような流れの中で、お二人のご要望を明確にしていきます。自己紹介から始まり、楽しかったデートの話など細かなことまでお話していただきました。

最低でも２時間はお話しさせていただく初回のヒアリング。長いようですが、司会をする上で非常に大切なことなんです。司会者との打ち合わせが少ないと、どうしても普通の形式的な司会になってしまいます。お二人の人柄や歩んできた人生、ウエディングに対する考え方を共有させていただいて初めて満足いただける司会進行が可能だと考えています。

 

コンセプト「アシスト」

打ち合わせやLineでのやり取りを経て、お二人のコンセプトを決定。
思い立ったらすぐ行動に移せる積極的な新郎と、新郎のプランを上手くサポートする新婦。二人乗りの自転車に乗って進んでいくようなお二人。コンセプトは「アシスト」に決まりました。
お互いを上手くサポートし合っているお二人にピッタリのコンセプトです。

Aさんもコンセプトを気に入ってくださり、司会だけでなく披露宴から２次会までの流れ全体を「アシスト」というコンセプトに沿って進めたいということで、トータルでプロデュースさせていただくことになりました。

 

初めての共同作業

披露宴の目玉の一つとして「二人の共同作業で新商品を作る」というアイデアを企画しました。
お菓子屋の跡取りである新郎とパティシエの新婦ならではの企画です。お二人にも喜んでいただけたアイデアでしたが、、、、いざ始めてみるとこれが大変。6ヶ月試行錯誤を重ねましたがなかなか思うように新商品は開発できません。一度は企画を断念することになりました。

代替え案として、新郎のお菓子屋さんで扱っている商品を積み上げたツリーを飾ることに。とは言え、上に何もないのは寂しいのでロールケーキを最上段に置くことにしました。

新郎「めでたい場なので通常のホワイトロールケーキではなく、イチゴを使って紅白のロールケーキにします。」
はっぴー尾崎「いいっすねぇ！その紅白のロールケーキは店舗で売ってるんですか？」
新郎「いえ、売ってません。」
はっぴー尾崎「え？じゃあ新商品できてるんじゃないですか？」
お二人「!!!?　ホントだ！」

ということで、紆余曲折ありながらも晴れて計画通り二人の新商品が誕生しました。

二人の初めての共同作業となった新商品。とお菓子のウェデングツリー。
今後お世話になるお菓子業界のゲストの皆さんにも好評でした♪

新商品の名前をゲスト全員で決めるイベントも。新商品の名前は「はっぴーロール」に決まり、実際に販売されることに決定しました。

会場の色んな場所にフリーのスイーツビュッフェを設置。二人ならではの披露宴です。

 

 

プロフィールムービーの制作

少し変わったプロフィールムービーの制作もご依頼いただきました。
相手のアルバムを見ながら、お互い気になる写真を聞き合う形でプロフィールを紹介していきます。
ご自宅に撮影スタッフが入り、映画のようなキレイな映像で制作します。

 

 

新郎からのサプライズ

新郎から「何かサプライズをしたい」とのご要望。準備期間の間、新郎には新婦に「ありがとう」と感じたことがあれば小さなことでもメモしてもらうようにしました。新婦への「ありがとう」が恥ずかしくてなかなか言えない新郎。披露宴では日頃どんなことに感謝しているのかをしっかりと伝えることができました。

新郎新婦からの「アシスト」

それぞれの家族に対してのサプライズプレゼント。新郎新婦からご家族へのアシストを演出する企画も喜んでいただけました。

 

はっぴー尾崎へのサプライズ!?

なんと最後にはっぴー尾崎へのサプライズをいただきました。まさかお客様の披露宴で司会の私へのサプライズをいただけるとは夢にも思っていなかったので、本当に感激しました。ありがとうございました！！

 

約7ヶ月の間、打ち合わせを重ねながら一緒に計画を練ってきたAさん。させていただきました。人前式ではご両親からのサプライズ。ミッションビンゴなどで盛り上がった2次会など書ききれないくらいに様々なことを「アシスト」というコンセプトに沿って計画させていただきました。お二人ならではの幸せなひとときを作るお手伝いをさせたいただき、本当に嬉しく思います。